羽田開発プロジェクト
地域のものづくり産業を活性化
試作開発の支援を行える先進施設と、国内外と町工場をつなぐ仕組みで、
製造業の持続的な操業環境を確保し、「稼ぐ力」を創出。
併せて、地域コミュニティ活性化と防災力強化を図る取り組みが進んでいます。
公共施設の老朽化
区民サービス・防災機能の向上
区内製造業の操業環境変化と公共施設の老朽化
東京都大田区は都内でも有数のものづくり企業が集積する地域として発展。町工場も多く、ピークの1980年代には9,000を超える製造業の事業所が存在していました。
しかし、昨今では産業の空洞化や産業構造の転換などによって、宅地化が進行し、操業環境が変化しています。
複数の要因が組み合わさった結果、製造業の廃業・転業と宅地化が進むという連鎖が生じ、製造業の持続的な操業環境の確保が必要になっています。
また、羽田旭地区の避難所でもある既存のコミュニティセンターは築40年以上経過しており、地域の方々に長く利用されてきました。現在、施設の老朽化や大規模災害に対する防災機能の見直しが求められています。
製造業の「稼ぐ⼒」の創出と、
区⺠サービス・防災機能の向上
2022年に大田区は旧羽田旭小学校跡地の再開発について整備・運営等事業者選定プロポーザルを実施。プライム ライフ テクノロジーズグループのミサワホームは協力企業とともに「つくると暮らすを一体に。」をコンセプトにした提案を行い、事業者に選定されました。
計画は、産業支援施設の工場アパートと共同住宅兼店舗、公共施設の「(仮称)コミュニティセンター羽田旭」からなっています。公民連携手法を活用し、民間ノウハウを活かして、産業支援、区民サービス向上、防災機能の強化、財政負担の軽減を図ります。
製造業の操業環境確保・区内への波及効果と区民サービス・防災機能の向上に向けて、次のような施策を盛り込みました。
※施設・建物名称は全て未定です。
実施施策
※計画中のため、予告なく変更になる場合があります。
区内製造業の持続的かつ自律的な操業を実現。
地域コミュニティの活性化に寄与
羽田開発プロジェクトは2027年ごろの完成を目指し、事業の検討を行っています。大田区の製造業の操業環境の確保と、区民サービス・防災機能の向上、財政負担の平準化および整備・維持管理費の削減が期待されています。
羽田開発プロジェクトは大田区の特徴である製造業の持続的かつ自律的な操業に貢献するとともに、地域のコミュニティ活性化と安心・安全な暮らしを支えることを目指しています。
※計画中のため、予告なく変更になる場合があります。
施設概要
- 事業名
- 旧羽田旭小学校敷地活用事業(公民連携事業)
- 計画地
- 東京都大田区羽田旭町7-1
- 敷地面積
- 約8,000㎡
- 事業者
- ミサワホーム(事業者コンソーシアム代表企業)
- 協力企業
- 類設計室、松村組、トヨタエンタプライズ、東急住宅リース、プライム ライフ テクノロジーズ
- 事業手法
- 定期借地権方式
※一般定期借地権、(仮称)CC羽田旭は大田区が50年賃借
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